【メンタル編②】平和を手に入れる!セミリタイアという相手に依存しない自立した生き方

セミリタイア思想

職場の理不尽な人間関係に悩むあなたへ

なぜ自分だけが攻撃の対象にされるのか

 「新しい部署に異動しても、なぜかいつも自分が目をつけられ、いじめのターゲットにされてしまう……」

 組織の中で働く人の中には、そんな深い孤独と悩みを抱えている人が少なくない。

 13年間公務員として働いた私も、まさにそんな攻撃の格好のターゲットにされがちな人間の一人だった。

 しかし、ここで最初に強く伝えたいのは「あなたが攻撃されるのは、あなたの人間性や能力が悪いわけでは決してない」ということだ。

 攻撃されない大勢の職員がいる中で、なぜあなただけが標的にされるのか。それは、あなたが何かミスをしたからではなく、相手から「自分がどういう人間に見えているか」という表面的な力関係によって決まってくる。

 攻撃的な人間がターゲットにするのは、決して仕事ができない人ではない。攻撃的な人間がターゲットにするのは、「反撃が怖くないくらい弱く見られている人」だ。つまり、相手から軽んじられ、侮られているのだ。

 あなたがどんなに真面目に働き、へりくだって言葉を投げかけても、攻撃的な相手には何一つ響かない。なぜなら相手にとって、自分より「格下」と見なした人間の言い分など、理解する必要も、耳を傾ける価値もないと思っているからだ。

 世の中には「話せば分かる」という綺麗事があふれているが、職場でいつも人を攻撃するような人間は、そもそも会話が通じる相手ではない。そんな相手に「好かれよう」「認められよう」とする姿勢そのものが、相手にはさらなる「弱さ」に映り、攻撃をエスカレートさせることにつながる。

「人間性」と「関わり方」を完全に切り分ける技術

 いつも攻撃されてしまう人は、少々「いい人」すぎるのだと思う。真面目で、責任感が強く、他人の痛みが分かってしまう優しい人ほど、異常な組織のターゲットになりやすい。

 自分を守るためには、相手に対して時には「非情」になることが必要だ。

 傷ついているあなたに実践してほしいのが、「自分の内面(人間性)」と、表面的な「関わり方(技術)」を完全に切り分けるというマインドセットだ。

 あなたの本当の人間性は、あなたの心の中にしかないものであり、職場の一介の上司や同僚ごときに踏み荒らされていいものではない。相手から攻撃されるたびに、「自分がダメなんだ」と人間性を否定されたように感じる必要は1ミリもないのだ。

 あなたの内面は、職場の人間には一切見せる必要はない。やるべきことは、言葉や態度といった表面的な関わり方を、「弱くて攻撃していい人」から「弱くもない攻撃しづらい人」へと意図的に書き換えることだ。

 「攻撃されない人」に共通する要素は、「他人に依存せず、媚びないこと」だ。「嫌われても構わない」という毅然とした雰囲気をまとっている人は、自然と周囲から一目を置かれ、攻撃されにくくなる。

 コツは、自分の中で理想のキャラクターを思い浮かべて、その人物になりきることだ。

 当たり前と思われそうだが、自分がへりくだった態度や怯えた表情を見せれば見せるほど、相手の立場は不当に強くなり、思うままにマウントを取られる羽目になる。

 「いい人」でいようとするのをやめ、「周囲の評価は気にしない」という雰囲気をまとうだけで、職場での理不尽な攻撃は劇的に減っていくはずだ。

他人に依存しないための具体的な関わり方

項目具体的なアクション
1. 適度な距離感を保つ・相手のペースに合わせず、自分の時間と領域を最優先で守る。
2. 嫌とはっきり伝える・無理な要求はきっぱり断り、自分の軸を保つ。
・嫌われる恐怖からの行動を減らす。
3. 課題を切り分ける・相手の機嫌や問題を背負わず、「相手の問題」と割り切る。
・他人に完璧さを求めず、人は不完全だと理解する。
4. 依存先を分散させる・特定の相手や職場だけに頼らず、趣味や別の場所に拠り所を見つける。
5. 小さな成功体験を積む・身の回りの小さな事から、自分で判断してやり遂げることで自信を育てる。

 もし興味があれば、以下の書籍にてマインドセットをより深く理解し、日常の技術として身に着けられるので、是非参考にしてほしい。

相手の影響下から抜け出して、平和を手に入れる

 私は公務員を辞める最後の瞬間まで、人付き合いが苦手なままだった。いつも攻撃的な相手に振り回され、役所の煩わしい人間関係に心底辟易していた。

 そんな私が身をもって知った、人間関係に振り回されない究極のライフハックは、「仕事を辞めて、嫌な人との物理的な距離をゼロにすること」だ。

 セミリタイアによって、組織との強制的な利害関係はすべて消滅する。相手の影響下から完全に抜け出すことで、もう誰からも攻撃されない、平和な環境を手に入れることができる。

 ただ、社会との接点をすべて断ち切って完全に引きこもる必要はなくて、
「週に数日のゆるい労働」や「ネット上の緩い繋がり」など、自分が「心地よい」と思える範囲で人間関係を再構築すればいい。

 セミリタイアという生き方の本質は、「誰と付き合うかを、すべて自分で決められること」にある。
 嫌な人間のために、あなたの貴重な人生や精神をすり減らす必要はまったくない。

 相手に依存しない自立した生き方を実践することで、人の目を気にせず、堂々と自分軸でありのままに生きることができる。セミリタイアはそんな生き方を可能にしてくれる手段なのだ。

おわりに:平和を手に入れてから、自分の人生を取り戻せる

 公務員時代の私は、いつも攻撃的な相手に振り回され、心はささくれていた。職場の理不尽な人間関係に悩まされ、人生を前向きに考える力を奪われてきた。

 セミリタイアにという組織に依存しない経済的・精神的自立によって、人間関係のストレスから解放され、自分の人生を再出発することができる。

 人付き合いが苦手な私にとって、セミリタイアは、本来の自分の人生を取り戻すためのライフハックなのだ。

 次の記事では、セミリタイアするための第1歩として公務員時代に私が実践した、「誰でも実践できる固定費削減術」を解説する。

 【貯蓄編①】セミリタイアの第1歩!誰でも実践できる固定費削減術

 または、少ない資産でセミリタイア生活を送る上で必要な戦略(前回の記事)の解説に戻る。

 【メンタル編①】資産が目減りしない低資産セミリタイアの生存戦略

 

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