【実践編①】個人事業主としてゆるく稼ぐ

これからの働き方

 安定した仕事を捨て何のツテもスキルもない私だが、個人事業主として独り立ちして、無理なくお金を稼ぐ方法や日常を紹介していきたい。

個人事業主としてお金を稼ぐ方法

フードデリバリー

 まずはフードデリバリーをメインにお金を稼ぐつもりで考えている。

 個人事業主として始めるフードデリバリーは、他の業種に比べて圧倒的に参入ハードルが低い。

 面接や履歴書、まとまった開業資金が不要で、スマホと乗り物さえあれば数日で始められる手軽さが魅力だ。

 現状、私は原付2種のオートバイを保有している。原付2種(ピンクナンバー)は、フードデリバリーにおいて「燃費が良い」「疲労が少ない」「2段階右折がない」「坂道や渋滞に強い」といったメリットがある。

 原付2種があれば、月10万円を稼ぐことは十分に達成可能だ。

 現在の配達単価の目安(1件あたり約550円、インセンティブ含む)から計算すると、以下のようになる。

月10万円を稼ぐための目安表

項目週4日稼働(月16日)の場合
1日あたりの目標金額約6,000円
1日あたりの配達件数11件
1日あたりの稼働時間約4時間(17:00~21:00)

開業するためのステップ

 フードデリバリーで月10万円を稼ぐことはさほど難しくないと思うが、公務員時代とは異なり、個人事業主として開業するためには自分でいろいろ準備する必要がある。

 ここでは、自分がフードデリバリーを始めた時のステップを紹介したい。

フードデリバリーアプリの登録

 最初のステップは、フードデリバリーアプリを登録するところからだ。

 私が最初に登録したアプリは、ウーバーイーツだ。配達初心者の私は、今のところ、ウーバーイーツ1本での稼働を考えている。

 ウーバーイーツを1本化することによって、配達回数に応じたプロモーション費用が加算されるため、より効率よくお金を稼ぐことができるのではないかと考えている。

 ただし、単一アプリでの稼働は、手軽な反面、閑散期や時間帯によって注文が入らない「待機時間」が発生しやすい。もし今後、待機時間が増えて思ったようにお金を稼げなく感じてきたら、出前館などの他社アプリを登録したいと考えている。

配達用の仕事道具を揃える

 ここでは私が、オートバイでフードデリバリーを始めた時の最低限、買い揃えた仕事道具を一式紹介する。

1.リアボックス(55L)

 バイクの荷台にリアボックスを固定することで、カバンを背負うことなく荷物を運ぶことができて便利だ。私は55Lサイズのリアボックスを利用している。55L超のリアボックスであれば、タブルピックなどで運ぶ荷物が嵩張っても、無理なくボックス内に収めることができる。

2.デリバリーバック(32L)

 55Lボックスにフィットするサイズのデリバリーバックだ。リアボックスの蓋がスムーズに閉まり、仕切り板やカップホルダーも付属しているため、汁物の固定もバッチリだ。

3.QI充電式スマホホルダー

 フードデリバリーの配達アプリは、想像以上にバッテリーを消費する。私の場合、3~4時間稼働すると、スマホのバッテリーが限界を迎えて、配達終盤でヒヤヒヤした経験が一度、二度あった。QI充電式は、いちいちスマホにケーブルを抜き差しをしなくても、スマホを置くだけで充電してくれるので、配達業務を快適にしてくれる。

4.モバイルバッテリー

 私は一度、QI充電式スマホホルダーの電気の供給源をバイクから取り出そうとしたが、配線が上手くいかなくて断念した。結局、モバイルバッテリーを購入したのだが、もし、同じように悩んでいる人がいれば、QI充電式へ直接、電気を供給できるモバイルバッテリーを購入すれば一発解決なので、おススメだ。

バイクの「事業用任意保険」への加入

 プライベート用の任意保険のままで配達中に事故を起こすと、保険金が1円も下りない。必ず「業務使用(事業用)」に契約を変更するか、デリバリー対応の保険に加入する必要がある。

 私は、三井ダイレクト損保のファミリーバイク特約に加入していたため「フードデリバリー」の配達中の事故」も補償対象になった。

 ダイレクト型(ネット通販型)の単体バイク保険は「業務使用」を拒否することが多いが、三井ダイレクト損保のファミリーバイク特約は、主契約(ベースとなる自動車保険)の使用目的(日常・レジャーなど)に関わらず、バイク側の仕事中の事故もカバーされる規定になっている。

 ファミリーバイク特約が使えることで、新しく高い業務用バイク保険にゼロから加入し直す必要がなく、固定費を大幅に浮かせられるのは大きなアドバンテージだ。

 まずは、無料の一括見積もりで、バイク保険を見直してみよう。

確定申告アプリの活用

 確定申告アプリは「絶対に活用したほうがいい」。公務員時代は職場がすべて書類を作ってくれたが、個人事業主になると日々の売上や経費の記録を自分で行う必要がある。アプリを使わない場合、手書きやExcelで複雑な帳簿を作る必要があり、初心者にはハードルが非常に高い。

 アプリを使うべき理由は以下の4つだ。

1.スマホだけで完結する:オートバイのガソリン代や整備費のレシートを、その場でカメラ撮影するだけで自動で金額が入力される。

2.銀行口座やクレカと連携できる:フードデリバリーからの入金(売上)や、ガソリン代の引き落としを自動で記録してくれる。

3.青色申告で「65万円控除」が狙える:アプリの指示通りに入力するだけで、最も節税になる「複式簿記」の書類が自動で完成する。

4.そのままスマホから提出(e-Tax)できる:3月の確定申告の時期に、税務署へ行かずに自宅から提出できる。

 確定申告アプリはいくつかあるが、私はfreee(フリー)確定申告を利用している。簿記や会計の知識が全くない私でも感覚的に扱うことできておススメだ。

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スマホプランの見直し

 私は、月5GBのスマホプランに加入していたが、フードデリバリーを始めて二週間足らずで通信量が足りなくなってしまった。

 フードデリバリーの配達アプリは、常にGPSで位置情報を通信し、Googleマップなどの地図アプリと連動して動くため、想像以上にデータ通信量を消費する。さらに、待機時間中の動画視聴やネット検索、確定申告アプリへのデータ同期なども行うと、5GBでは月の途中で速度制限がかかってしまうリスクがある。

 通信速度制限(低速化)がかかると、「配達リクエスト(案件)が画面に表示されない」「地図が読み込めず迷子になる」といった致命的な問題が発生し、売上に直結する。

 通信費はすべて確定申告で「経費」にできるため、ケチらずに快適に動ける無制限プランを選ぶのがおススメだ。

 携帯キャリアにもいくつかあるが、私は楽天モバイルを利用している。配達エリアが楽天の電波圏内であれば、無制限プランで一番安いこのプランをおススメする。

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 なお、スマホをプライベートと仕事の両方で使う場合、通信料の全額を経費にすることはできない。「1週間のうち、何時間を配達(仕事)に使ったか」という割合(例:仕事5割、プライベート5割など)を自分で決めて、その割合の金額だけを確定申告アプリに登録する(家事按分)。

 5GBのまま「速度制限に怯えながら配達するストレス」を考えると、月3,000円で無制限プランへ見直したほうが、精神的にも売上目的にもプラスに働く。

ブログ執筆

 フードデリバリーと並行してブログ執筆を行っている。今のところ、ブログ執筆の収入はゼロで、フードデリバリーの1本しか収入がないが、将来的にはフードデリバリー以外の収入源を確保するため、趣味の一環としてブログ執筆を始めている。

初心者が月1万円稼ぐための戦略

 ブログは最初の3カ月間はアクセス数がほぼゼロであることも珍しくないらしい。これからブログ初心者が半年から1年かけて、月1万円を稼ぐための戦略を紹介したい。

無料ブログではなく、「WordPress」で始める

 無料ブログでは規約で貼れる広告に制限があったり、突然削除されることがある。「WordPress」であれば、初期費用(サーバー代で月1,000円程度)が安く、リスクなく始めることができる。

単なる日記ブログで終わらせない

 単なる日記ブログで終わらせるのでなく、記事を作成したら、きちんと紹介する商品を決める。「成果報酬型広告」をメインに載せるのが鉄則。

自分にしか書けないテーマを扱う

 私の場合、「低資産セミリタイア」というテーマを扱っている。セミリタイアに興味がある層に、現実的に手が届きそうな金額で、本当にセミリタイア達成可能なのか、このブログを通して検証してもらえれば幸いだ。

最低、月1回はブログを更新する

 最初に作成したのは、まとめ記事(ピラーページ)だ。セミリタイア達成のためのステップをテーマ別に10記事程度、作成した。

 最初の1、2カ月は時間をかけて、テーマ別に10記事程度のまとめ記事を一気に作成した。日記調の使い捨ての記事とは異なり、まとめ記事であればアクセス数が継続的に期待できるのではないかと、内心淡い期待を抱いている。|ω・`)チラ

 今後のブログ構成をどうするかはっきり決まっていないが、最低、月1回は毎月の生活費や資産の推移について公開したい。


おわりに:嫌なら、いつでも辞めていい

 個人事業主となった今、公務員時代のようにお金を稼ぐことは難しい代わりに、煩わしい人間関係から解放されることができた。

 資産2,000~3,000万円あれば、贅沢しなければ無理して必要以上にお金を稼ぐ必要はないと思っている。最悪、全く働かず適当に生きていても10年間程度は生きていけるのだ。

 自分の身一つでお金を稼がなければいけない個人事業主としてのプレッシャーは、ある程度の資産を築くことができれば、限りなく稼ぐハードルを低くしてくれる。

 「嫌なら、いつでも辞めていい」それぐらいの気概で、ゆるく日々を生きていければと思っている。


 次の記事では、毎月の生活費と資産推移について公開する。

 「何のツテもスキルもない自分でも、低資産セミリタイア生活は十分に成り立つのだ」という日々の生活を、このブログを通じて世の中に発信していければと思っている。

 【実践編②】毎月の生活費と資産推移(※毎月、更新予定)

 または、勢いで決めた地方都市への移住(前回の記事)の解説に戻る。

 【準備編②】勢いで決めた地方都市への移住


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